フードロスに立ち向かうスタートアップ vol.2 エッグレスマヨとフムス
いまや日経新聞でも「人工肉」が取り上げられるなど、新しいタイプの食品がますます注目されています!卵を使わないマヨネーズのスタートアップを紹介します。
Sir Kensington's
アメリカ初のエッグレス・マヨネーズのスタートアップSir Kensington's。おしゃれなラベルがとても可愛く、ニューヨークでおすすめのお土産としても日本語で紹介されていますよね:)
Sir Kensington'sのエッグレス・マヨネーズである'Fabanaise'は、マヨネーズのリアルな味にこだわって作られた一品。なんと、卵の代わりにひよこ豆を処理する際に出る水'Aquafaba'と酢、レモン、スパイス、ひまわり油を混ぜて出来上がるそう。同社債とによれば、Aquafabaにはでんぷんとタンパク質が含まれていて、それが水と混ざると卵の代わりになるとは驚きです。
でも、このマヨネーズを作るためのAquafabaは、どこから調達しているの…?
気になったので調べたところによると、(2016年時点で)Ithaca Hummusという(またこちらもとても可愛いパッケージ…♡)フムスメーカーとパートナーシップを結び、年間5万から10万ポンドのAquafabaを調達しているようです。今後も、このような食材を余すことなく活用したビジネスが増えると良いですね。
ChicP
フムスつながりで、もう一つ企業を紹介。ロンドンを拠点とするフムスメーカーChicPは、元々プライベートシェフとして働いていた女性が食品廃棄に問題意識を持ち始めたブランド。
地域の農家さんから市場に出せない野菜を調達し、フムスの材料として取り入れているそう。ブランド紹介には、少なくとも20-25%の材料を余剰食品にするとのコミットメントがあります。1パック2.5£と、値段も良心的で、是非!スペインでも展開してもらいたいです:)
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今週末は、楽しみにしているボローニャFICOへの旅行!今からワクワクしています。