ひとりごと:パリ、からの伊丹十三のパスタ
本ブログ、元々はすっかり入れ込んだFICO EATALY WORLDについて書きたいがために立ち上げたのですが…
思いのほか、
つらつらとどうしようもないことを書くことが好きだったり、
調べ物をした際にまとめておく場としてだったり、
単純に海外の情報で面白いから誰かが見て興味持ったら良いなと思ったり、
色々とモチベーションが沸いて早(?)20記事。
圧倒的なアクセスの少なさから自分の趣味範囲の狭さというか、ズレを実感していますが、それでも読者登録をしてくださった方がいたのはとても嬉しいです :) ありがとうございます。
タイトル。せっかく食べ物に関するブログなので初志貫徹。
伊丹十三さんの「ヨーロッパ退屈日記」というエッセイに「日本人はなぜパスタを食べるのにスプーンを使うのか。本場では、出されたパスタ皿に少しスペースを作り、その上でフォークで数本、くるくるまいて食べるんだ」というような内容の下りがあり。
何気ない行動に自分なりのルールがあるのに勝手に憧れ、あっさりスプーンを使わなくなりました。
…というのも、
先日フランス人の友人から、「靴はいいけれど、パリの人は黒色と紺色は一緒に着ないんだ」と力説され。そういうルールもあるのか!と感心したと同時に(真実は定かでない)、退屈日記を読んだ際の気持ちを、ふと、思い出したのでした。
それだけです:)
ついでに、ヨーロッパ街歩き関連で面白かった本も。
イギリスだより―カレル・チャペック旅行記コレクション (ちくま文庫)
- 作者: カレルチャペック,Karel Capek,飯島周
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/01/01
- メディア: 文庫
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どうでも良い話の続きですが、以前女性誌で安藤優子さんのインタビューが掲載されていて、写真でこの「ヨーロッパ退屈日記」を小脇に抱えていたんですよね。インタビューではその本については一切触れておらず、やや唐突な本の登場に一人面白がっていた記憶もあります。