ひとりごと:文化の日、西洋美術館
朝ごはんを食べていたら、西洋美術館を訪問する番組をふと、目にし、思い立って上野へ。
元々自分には芸術の素養もないし、美術館に行っても何に共感すれば良いのやら…とかつては思っていた。ところが、2年弱ヨーロッパに身を置き、日本とは違う空気や光や色合いに囲まれて多少の変化が起きました。これまでは「綺麗な色合いだな」で済ませていた絵も、幾つか「あ、この湖の感じ、空気のさわやかな感じ、私も素敵と思った!」という実感を持って感じられるようになった…
のは数か月前、帰国前の話。
今日西洋美術館で絵を見て、前ほどの近しい距離がなくなった、その感じ方の変化に驚いた。帰国後の数か月であっという間に日本に元通り、「異邦人」な感覚でしかまた、見られなくなった?秋に行った藤田嗣治展では、彼が南米に行った際の絵に一番惹かれたけれど、それも作者の異邦人な視点に共感したのだろうと、今になって納得。
夜になってアド街ック天国が上野特集だったのも、良い偶然 :)
おしまい。