エッグタルト、そこここ
大変久しぶりの中身のあるブログの更新です…と言いつつも、ただの旅行記になってしまいそうです。4月はビアリッツ、バイヨンヌというフランス側のバスク地方2都市を訪れ、5月はリスボンとポルトに行きました:) ポルトガルの印象はエッグタルト(パステル・デ・ナタ)とタコに尽きるので、今日はエッグタルトについて!
リスボンのベレン地区にあるジェロニモス修道院の修道女たちによって発明されたとされるエッグタルト。1820年の自由主義革命で修道院が閉鎖されたことが開店のきっかけと言われています。
エッグタルト発祥の店(1834年創業!)で肝心のエッグタルトの写真を取り忘れたのですが、、、
このお店のパイは本当にサクサクしていて、満足できるボリュームで、ミルクベースのカスタードがふわっと甘くて本当に美味しかったです♡ピーク時には1日5万個も販売されるというタルト、400度で焼かれているそうですが正確なレシピは数名しか知らないとか。(参考記事はこちら)朝早く行くとそれほど並ばずに買えるので、ジェロニモス修道院の10時開館前に腹ごしらえするのにぴったりです:)
もう一つ、リスボンで気に入っているのがこちらのManteigariaというエッグタルト専門店:) 1個1ユーロで、ホカホカのエッグタルトを楽しめます。このお店の良いところは、積みあがったタルトをひょいっと出してくれるので、入店から1分以内で完食できるところ!
このお店エッグタルトは、ベレンのそれよりも甘め&シナモン強め。パイ生地は正直ベレンの方がサクサクしていた印象でしたが、中身のカスタードがトロトロ&アツアツで、歩き疲れた時に頬張った時の喜びは格別です!♡
こちらの店はポルトにも展開していて、ポルトの店はかなり広くカフェスペースもありました。
また、ポルト市内ではNATA LISBOAというところも評判が良さそうだったので行ってみました。普通に美味しかったですが、上の2店の方が印象が強いです:)
過去数か月ほど暮らしていた香港でも(マカオでなく、香港でも!)、エッグタルトが結構売られていて。下の写真は九龍城というグルメエリアでひょいっと買ったエッグタルトですが、ポルトガルとは全然違う!
他にも、「生命物(Life Bakery)」という名前のエッグタルトで有名な店が香港大学の方にあるのですが、そちらも上の写真のような感じでした :) ポルトガルよりもタルト生地で、中のカスタードは結構固めで卵っぽい味がします。その地によって変わるんですね:)
そんなこんなでエッグタルトの思い出に浸った今日、思い立って地元渋谷のエッグタルト屋さんNata de Cristiano'sに行ってみました!1個216円(!)とちょっとお高めですが、しっかりシナモンの味もして美味しかったです:)
欲を言えば、このお店にもっともっと人が並んで、いつもアツアツを食べられると良いなということですが贅沢は言いません!ごちそうさまでした。
以上、とりとめのないエッグタルト記録でした。