4Nature: 都市部出身者にも畑が近くなる?気になるサービス
久しぶりの投稿は、今会員になろうか迷っているサービス4Natureについて。
4Natureというスタートアップが今日から募集開始らしいのですが、特定の農家さんからの野菜サブスクに加えて、購入者は農家さんに余ったコンポストを提供したり、援農の機会も頂けるというもの。
詳細はこちらの記事より↓
寛容性を育む。4Natureが考える、都市型CSAの未来【Urban Circulars 特集#1】 | 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン | IDEAS FOR GOOD
私の家族はずっと東京出身のため、「故郷の味」「故郷の風景」といったものはなく育ちました。都市に住んでいるから言えること、とも言えますが、土に触って野菜を育てる機会…というのにすごく憧れていて。
幼稚園の時の芋ほり遠足、親に連れて行ってもらった近郊の梨もぎ、新潟でのサマーキャンプでの田植え… 自然に触れた記憶はすごく「点」で存在しています。
今自分が子供を持って、東京に暮らす中で、どうやって自然を身近に感じられるようになるか?普通に23区内にいたら、花屋の花と、公園の木くらいしか見ることがないな… という課題感は切実。
そんな中でこのサービスが目に留まって。外部者であってもCommunity Supported Agricultureの輪に入れて、「準・故郷」的な気持ちで子どもと共に援農できるのは(子ども参加OKなのかは分からないですが…)素敵だと思いました。
年間11回の野菜配達で、Aセット25000円くらいだそうなので、前向きに入会を検討しようと思います!
では :)
再開します
お久しぶりです。
なんと、3年ぶりの投稿となります。
2018年に精力的に登校していた時は、スペインにあるMBAプログラムに言っておりまして、週末を利用して色々な「食」を探しに旅をしていました。
早、3年…
その間に日本に帰国し、仕事をはじめ、出産して母になりました。
改めて食への関心が高まったのと、日本でもようやくSDGs、フードロス、という単語が定着してきた時流を踏まえ、折を見て記事を書きたいと思います!
以前よりもレストランへの直接訪問はしにくいですが、ネットで出会った素敵なコンセプトだったりを書きたい。
それにしても、当時の記事を見返すと、文章力ない割には熱量高めでっ結構面白いですね。いまだに一日数件アクセスもあって、なんだか嬉しいです。
では~!
FRaU 2019年1月号はSDGs特集
FRaU1月号は、「世界を変える、はじめかた」としてサステナブルな事業を行う企業が世界中からたくさん紹介されていました!
中には、ドイツのベルリンで訪問したSirPlusという期限切れ食品を扱うスーパーマーケットも。こういうのをきっかけに、日本でも同様のコンセプトの商店が流行ったら良いのにな。というか、自分でやるべきか?
ページをめくっていたら、「あーっ!」と嬉しくなったので、取り急ぎ :)
ひとりごと:文化の日、西洋美術館
朝ごはんを食べていたら、西洋美術館を訪問する番組をふと、目にし、思い立って上野へ。
元々自分には芸術の素養もないし、美術館に行っても何に共感すれば良いのやら…とかつては思っていた。ところが、2年弱ヨーロッパに身を置き、日本とは違う空気や光や色合いに囲まれて多少の変化が起きました。これまでは「綺麗な色合いだな」で済ませていた絵も、幾つか「あ、この湖の感じ、空気のさわやかな感じ、私も素敵と思った!」という実感を持って感じられるようになった…
のは数か月前、帰国前の話。
今日西洋美術館で絵を見て、前ほどの近しい距離がなくなった、その感じ方の変化に驚いた。帰国後の数か月であっという間に日本に元通り、「異邦人」な感覚でしかまた、見られなくなった?秋に行った藤田嗣治展では、彼が南米に行った際の絵に一番惹かれたけれど、それも作者の異邦人な視点に共感したのだろうと、今になって納得。
夜になってアド街ック天国が上野特集だったのも、良い偶然 :)
おしまい。
パタゴニア プロビジョンズ:特別な日に?
パタゴニアプロビジョンズ。
サステナブルなビジネス、を常に他より百歩も二百歩も先駆けて手掛ける言わずと知れたブランドですが…
たまたま原宿の店を通りかかった際に食品を扱っているのを見つけて。ムール貝と、ビールと、乾燥スープのような?
HPにHow Sustainable?のストーリーが記されているのでここに繰り返しはしないですが、良いものはそれなりの、お値段で…
自分の普段の食事に取り入れることはなかなかできないですが、友人宅でのちょっとしたパーティや、誕生日プレゼント(商品を可愛く箱詰めもできるみたいでした :) )といった機会に、取り入れやすいと思いました!(宣伝)
とは言え、ミーハーな私は「これもアティチュードよ」ということで、食品ではなくモコモコのベストを購入…
パタゴニアでは、ショップ袋も購入(デポジット制)で、100円で付けてもらえます。ブランドの思いがここまで徹底していると、そういう制度も気にならないし、むしろショップ袋を持たないことが恥ずかしいとすら感じますね。
そんな3連休でした。
FOODEVER:庄内食文化を学んで、味わう!
山形県庄内地方に行ってきました。
鶴岡市は、数年前、洋ナシが好きだから…という単純な理由で鶴岡市にふるさと納税をし、市の観光案内のパンフレットを見たときから一度訪れてみたくて仕方なかった都市。産物が好物ばかりなのと、鳥海山を背にした景色の綺麗さが印象的で…
念願かなって、です :)
鶴岡市で気になっていた場所の一つが「つるおか食文化市場 FOODEVER」。コンセプトとしては、完全にイタリアで大興奮したFICOと似ていて、地場の食べ物を売るだけでなく、その栽培方法だったり、採集方法だったり、調理方法だったり、色々な情報も交えて紹介。そして施設内には幾つか、これらの作物を使った料理やスイーツが楽しめる飲食店が入っています。プロデュースしたのは地産地消レストランで有名な奥田政行氏(今回、アル・ケッチァーノには行けなかった…)。
レストランは、(写真ないですが)肉バル、魚バル、どんぶり屋さん?がフードコート的に並んでいるスペースと、独立した日本食レストランの彩鶴、イタリアン/スイーツのファリナモーレが入っています :) 夜は彩鶴で、翌日の朝10時にはファリナモーレでケーキを!
特にびっくりしたのが漬物のおいしさ!コリンキーという生食用カボチャを出汁っぽく漬けたもの、東京では見たことがないし、美味しかった :)
”地元産XXを使いました!”に弱いため…
大麦のクリームブリュレ、10年以上前?にドトールで販売していた「オルゾー・ラテ」の味に似ていて、甘いけど不思議な香ばしさがあって、とても良かったです…
FOODEVER、もっとこうだったら楽しいのに…!ポイントはたくさんあるのですが、でもド素人にとっても分かりやすく、そしてもっと重要なのは、「食べてみたい!」と思わせる施設になっていると感じました。
また明日から、働くぞ!
読書の秋だから
待ちに待った三連休!季節の変わり目、特に今の時期のちょうど夕暮れ時、せつなーい感覚になるのはなぜでしょうか…
来週末は楽しみにしている鶴岡旅行なので、今週は都内でのんびりです。
読書の秋なので、おススメの食べ物本を雑に紹介します。(最近須賀敦子さんの”本”に関する本を何冊か読んだのですが、あんな風に興味を引くような文章、どうやって書くんでしょうか。)
1.小泉武夫 著/醤油・味噌・酢はすごい―三大発酵調味料と日本人
醤油・味噌・酢はすごい - 三大発酵調味料と日本人 (中公新書)
- 作者: 小泉武夫
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2016/11/16
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題名のままです、調味料への有難みがぐっと増します。すごいのです。
2.伊丹十三 著/ヨーロッパ退屈日記
この本に、正しいスパゲッティの食べ方、のような記述があって。とにかくスプーンなんて使うもんじゃない!と力説されているのに感化され、以来パスタを食べるのはフォークのみ派に転向しました。
3.内澤旬子 著/世界屠畜紀行
世界屠畜紀行 THE WORLD’S SLAUGHTERHOUSE TOUR (角川文庫)
- 作者: 内澤旬子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2011/05/22
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世界各地を回って、その土地の肉にまつわる食文化を詳細なレポート入りで紹介。特に鮮明に覚えているのは沖縄のヤギのタマタマという睾丸の刺身について書いた章と、韓国南大門市場の章。自分の行ったことがある場所を、他の人の目を通じてもう一度感じなおす、それが楽しいですよね。
4.島村菜津 著/スローシティ 世界の均質化と闘うイタリアの小さな町
スローシティ 世界の均質化と闘うイタリアの小さな町 (光文社新書)
- 作者: 島村菜津
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2013/03/15
- メディア: 新書
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前もこのブログで紹介した本、これを読んでトリノとブラに行きました。今年はトリノでTerra Madre Salone del Gusto開催年ですね(大きなスローフードイベント)、確か来週…行きたいけど、ヨーロッパはもう遥か遠くだなぁ。
5.食育菜園
食育菜園 エディブル・スクールヤード―マーティン・ルーサー・キングJr.中学校の挑戦
- 作者: センターフォーエコリテラシー,ゼノビアバーロ,マーゴクラブトゥリー,Zenobia Barlow,Margo Crabtree,ペブルスタジオ
- 出版社/メーカー: 家の光協会
- 発売日: 2006/05/01
- メディア: 単行本
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有名なアリス・ウォーターズさんのEdible School Yardの発展を書いた本。これ読んだ後、私も!なんて思ったけれど…渋谷でも、大きなショッピングビルはもういらないから、平屋建ての渋い建物に大きなシェア農園なんて、粋なこと…してほしいなぁ。
6.塩野米松 著/失われた手仕事の思想
これは食べ物関係ないのですが、最近読んでいる本。先日青森に行ったとき、アケビ蔓細工の鞄を購入しました。店の人が、もう80歳以上の職人さんが数名しか残っていないような話をしていて。たまたまABCで前に出ていたんで、はっと思って買いました。「粘りがある木が使いやすい」とかそういう概念も新しく(もう「失われて」いるかもですが)、無知を恥じるばかりです。
7.石渡正佳 著/食品廃棄の裏側
日本でも消費期限表示を年月表示にするなど、新聞で「食品ロス」という言葉を目にすることも増えましたが。生々しい感じで、腐ったものが捨てられる描写などあり、少なくとも自分の生活では食べ物を捨てることはしまいと思える一冊です。
素敵な夜長を :)
ひとりごと:保津川下りで、タイを感じる
前回投稿から早100日…
9月に入って早1週間。8月の頭に弾丸で京都に行ったときの、完全自由!(復職3日前)な気分を思い出します。
そのときは人生初、保津川下りをして、39度の酷暑の中食べた浅漬けキュウリの味が忘れられません。
このキュウリ、保津川下りももう終盤、の緩やかな流れのところで小売の船から購入したんですが。
タイの、水上マーケットと同じ!!
それだけですが、こうやって思いがけない場所で記憶が蘇るのが、好きです :)
暑さを我慢すれば、8月初旬の京都空いてておすすめです。
ひとりごと:築地場外市場のおにぎり
アジサイの花が美しいこの季節。
日の出も早く、早起きが楽しい!
今日は自宅から築地場外市場へ、約10kmの朝ジョギングに挑戦しました。 走り終わったご褒美に朝から海鮮丼でも、と意気込んだものの予算オーバー(1000円しか持ち合わせなし)…のため、丸豊さんのおにぎりを本願寺で頬張る。
その他にも、焼きサバ(ほぐし)おにぎりと、アサリおにぎりもぺろっと完食。市場ならではの美味しい具材で、大きくて、幸せな朝でした。
おすすめ。
それにしても、朝8時前だというのに場外市場はにぎわっていますね、楽しい。
帰りはメトロで帰宅しましたが、そして朝10kmはやりすぎということも学びましたが、早起きして美味しい外食朝ごはんのために走る!というのは相当はまりそうです。
他にも先日食べた名古屋の小倉トーストが忘れられないので、次回のメニューはそれかな :)
MAISON D'AHNI:東京でガトーバスクの思い出に浸る
またまた、単なる旅行記です…今回は4月に2泊3日で訪れたフランス側のバスク地方♪ビアリッツとバイヨンヌという街を訪問しました。
スペインからだとサンセバスチャンの空港まで1時間弱、そこからビアリッツまでバスで1時間半くらい(うろ覚え…)とアクセスもしやすいです :) SNCFのストライキがなければもっと電車で色々な街も行きたかったのですが、心残りがあるくらいの旅行がちょうど良い…のかも?
ビアリッツはフランスの葉山といった風情の保養地、バイヨンヌは旧市街がとっても可愛い小さな街!
滞在中気に入って何度も食べたのが、フランス側のバスク発祥の焼き菓子、ガトーバスク。バターたっぷりのサクサク生地の中に、チェリーや、アーモンド、バニラ風味のフィリングが詰まっています。味もしっかりしていて重たい感じなのですが、サイズがちょうど良いのでついつい朝に1個、昼に1個、夜にももう1個…となるんですよね :)
まずは朝8時過ぎ、ビアリッツの街の中心部にあるマーケットで♪
それともう一つ、ググったら評判が良さそうだったMaison Adamというお店のガトーバスクも!
本当は、ガトーバスクの歴史を教えてくれるミュージアムにも行きたかったのですが、それは次回ですね :) この方のブログにミュージアム訪問記があって、大変参考になります!
そして、ポルトガルのエッグタルトに引き続き「東京 ガトーバスク」で調べたところ白金台のメゾン・ダーニさんというお菓子屋さんを発見♡♡早速行ってきました。
パティシエの方は1年ほどビアリッツに滞在し、ミールモンという有名なお菓子屋さんで働いていたそう。(こちらのお店もメインの通りにありました:) )
旅行先で食べたものより、周りの味がしっかり&チェリーもたくさん入っていてすごーーーーく、美味しかった&食べやすかった!香ばしくて、サクサク。旅行先で食べたもののほうが中身が甘かったのですが、こちらは酸っぱもしっかり感じられるくらい量もあって満足です!ごちそうさまでした。