美味しいだけじゃ物足りない

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ただ美味しいだけでなく、食べ物に関する面白いコンセプトの場所を訪問するブログです

ひとりごと:リジェクション・セラピーと、Giveすること

リジェクション・セラピーをご存知でしょうか。Jia Jiangという人がTEDトークで「100回人にNoと言われるように行動して学んだこと」を共有して(結構前ですが)有名になったものです。

彼のホームページはこちら

日本語字幕のついたトーク動画はこちら:)

www.ted.com

ドーナツ屋さんで「五輪の輪っかみたいなデザインにしてください」と頼んで速攻のNoが来るかと思いきや店員さんが頑張ってくれたり、ガードマンに100ドル貸してと頼んだらきちんと立ち止まって「なぜ?」と聞き返してくれたり。人は意外に聞いてくれるし、何かしようと思う気持ちを妨げるものは自身の中に存在するよ…というのが主旨です。

私もこの、リジェクション・セラピーをやってみる機会がありました。例えばレストランで

私:「食後のコーヒー、サービスしてくれますか?」
店員さん:「なぜ?」
私:「だって、ここの食事がとても美味しかったから」
店員さん:「それだったら、あなたがもっと支払ってくれる方が良いんじゃない?」
私:「確かにそうだね。でも、コーヒーがあったら今日はパーフェクトなんだけど」
店員さん:「ちょっと、考えてみます」

店員さん:「今日だけ、特別だからね(コーヒーと共に)」

というやり取りがありました。結局、申し訳なさ過ぎてチップを多めに置いて帰りましたが…^^;

 

このジャ・ジャンさんと同じく「えいっと踏み込んでしまえば良いんだ!」という感覚が得られたのもそうですが、その時より強く感じたのは「何かサービスをしてもらうことへの罪悪感」。

 

でもそれだって、結局は「もし自分だったら、自分の分け前が取られた!という感覚になるのでは」とどこかで思っているから。他人が良い、と言ったことを素直に受け止められないんですね。良いよ、って言っているのであれば「ありがとう」で済む話なのに。

最近、自分はなんてケチくさいんだろう!と反省する場面が多々あります。もっと気風の良い、見返りを求めない大人でありたいです。

 

例のごとく、こんなことを思ったきっかけも書くと。

始めは、このブログでちょっとお小遣い稼ぎできるようになったら良いな、なんて企んでいました正直。

でも、①そもそもそのやり方が分からない(ここ大きい) ②単純に嬉しいのは、つぶやきに少しでも反応があって、ちょっと自信になること ③なんでもかんでもマネタイズするのに危機感を感じるなら言行一致でないと! ということでその思いも今はしぼんでいます。

特に③のこと。シェアエコノミー!の流れは止まらないとは思いますが、以前だったら「いーよいーよ、やってあげるよ」と言っていたことまで「はい、1時間2000円ね」みたいになりすぎないで欲しいです。

 

おしまい。